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サガミグループは、『私たちは「食」と「職」の楽しさを創造し、地域社会に貢献します』～すべては みんなのゆたかさと笑顔のために～を経営理念として掲げています。
私たちが外食を通じてお客様に提供する本質的価値は、人を笑顔にする「おいしさ」と「おもてなし」です。
その価値を創造するのは従業員であり、ご評価いただくのはお客様、そして地域社会のみなさまです。
また、価値を創造するプロセスにおいて、様々なバックアップをお取引先様よりいただき、株主様からは多くのご支援を頂戴しております。
このように、当社事業活動におけるすべての原点は「人」であり、当社の事業展開が直接的および間接的に人々の基本的人権に影響を及ぼす可能性を認識したうえで、人権を尊重する責任を果たすため、「サガミグループ人権方針」を策定し、取り組みを推進してまいります。
１．人権に対する基本的な考え方
サガミグループは、「食と職を通じて、ゆたかさを創造する」企業として、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に沿って、「世界人権宣言」および「国連グローバル・コンパクト」、国際労働機関(ILO) の「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」を含めた、国際的な人権基準を支持します。
２．適用範囲
●サガミグループのすべての役員・従業員
私たちは人種、民族、国籍、宗教、信条、出身地、性別、性的指向、性自認、年齢、障がい等に基づく差別やハラスメントを禁止し、安全かつ健康的な労働環境を提供し、やりがいをもって仕事ができるよう環境整備に努めます。また、すべての役員・従業員は「他者の人権を尊重すべき存在」であることを理解し、本方針を実践します。
●サガミグループのすべてのビジネスパートナー
私たちは、サガミグループを支えていただく全てのビジネスパートナーに対して、本方針を理解し、人権の尊重に努めていただくように求めます。
３．人権デュー・デリジェンス
サガミグループは、国連のビジネスと人権に関する指導原則に基づき、事業活動における人権侵害を容認しないという方針のもと、人権への負の影響を特定、是正、緩和、防止するための人権デュー・デリジェンスの仕組みを構築し、適切かつ効果的な手段を通じて予防、是正していきます。
４．推進・教育体制について
人権尊重のための方針は、経営の最高意思決定機関の取締役会が決定します。
具体的な施策は、取締役会直下のコンプライアンス委員会が担い、施策推進に向けた全社横断のタスクチームを発足します。
また、推進にあたってすべての役員・従業員に対し、適切な教育を⾏います。
５．対話・協議
サガミグループは、人権に対する潜在的および実際の影響に対する措置について、外部の人権に関する専門知識を活用し、関連するステークホルダーとの対話と協議を継続的に行っていきます。
６．情報開示
サガミグループは、人権尊重の取り組みについて、ウェブサイト等を通じて情報開示を行います。
７．人権尊重における重点取り組み項目
サガミグループは、当社の事業活動において、以下の人権課題の取り組みが、人権遵守における重点テーマと位置づけ、課題解決への取り組みを推進していきます。
- 労働環境の改善
- ハラスメントの防止
- 救済へアクセスする権利の確保
- ダイバーシティの推進
- サプライチェーン上の人権尊重
重点取り組み項目について、具体的実施事項を定期的にウェブサイトなどで、全てのステークホルダーに開示していきます。
2025年6月
取締役会承認