投資家の皆様へ | 株式会社サガミホールディングス

TOP MESSAGE 投資家の皆様へ

【投資家の皆さまへ】

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当第1四半期における業績の概況についてご報告いたします。

当第1四半期連結累計期間(2025年4月1日から2025年6月30日)におけるわが国経済は、所得・雇用環境の改善などを背景に、個人消費の持ち直しによる緩やかな回復が見られました。しかしながら、米国政権の通商政策や地政学的リスク、及び景気動向指数から、景気後退の不確実性が高まっております。
外食産業におきましては、インバウンド需要の拡大などにより、概ね堅調に推移いたしました。一方で、原材料価格、水光熱費の高騰、人件費の上昇など、営業活動を維持するためのコストは軒並み増加傾向にあるとともに、継続的な物価上昇により消費者の節約志向が強まるなど、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。

【第1四半期連結実績】
当第1四半期の連結経営成績は下記の通りとなりました。

連結業績につきましては、定期的な料理フェアの実施や「お食い初め」、「一升米」、「ご長寿のお祝い」など、ハレの日のおもてなしによるお客様からの評価に加え、5店舗の新規出店、新たなマーケティング施策として実施した中日ドラゴンズ公式戦でのゲーム・スポンサーイベント「和食麺処サガミ創業50周年感謝DAY」開催に伴うキャンペーンなどが貢献いたしました。その結果、売上高、営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年を上回る結果となりました。

外食産業を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続いておりますが、今後も引き続き、お客様起点の視座を堅持し、外食の基本的価値である「おいしさ・おもてなしの向上」、及びこころとからだの健康を目指した「食による提供価値の追求」に向け取り組んでおります。
【新規出店について】
和食麺処サガミ2店舗、十割そば二代目長助2店舗、味の民芸1店舗を出店いたしました。
  • ・4月2日(水)「和食麺処 幸田店」愛知県額田郡
  • ・4月8日(火)「十割そば二代目長助 知立店」愛知県知立市
  • ・4月26日(土)「十割そば二代目長助 日進店」愛知県日進市
  • ・5月14日(水)「和食麺処 河内長野店」大阪府河内長野市
  • ・5月23日(金)「味の民芸 新綱島駅前店」神奈川県横浜市
引き続き、サガミグループのおいしさをより多くのお客様にお届けできるよう、マーケットの拡大を図ってまいります。

【株主総会】
6月26日(木)に、第55期定時株主総会を尾張旭市文化会館で開催いたしました。本年度の議案は「剰余金の処分」「取締役(監査等委員である取締役を除く)7名選任」「監査等委員である取締役3名選任」「補欠の監査等委員である取締役1名選任」 「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収への対応方針)継続」の5議案であり、全ての議案にご承認をいただきました。
株主の皆様、誠にありがとうございました。
本株主総会では、新任1名を含む7名の取締役選任を決議いただきました。株主の皆様の期待に応えるべく、新体制のもと、企業価値のさらなる向上と当社グループの持続的な発展に向けて決意を新たにしております。今後も、投資家の皆様をはじめ、お客様のご期待に応えられるよう、改善・改革に一層取り組んでまいります。
【サガミグループ人権方針策定について】
当社事業活動におけるすべての原点は「人」であり、当社の事業展開が直接的および間接的に人々の基本的人権に影響を及ぼす可能性を認識したうえで、人権を尊重する責任を果たすため、「サガミグループ人権方針」を策定いたしました。当社は、この人権方針の策定を契機に、人権尊重への取り組みを一層強化し、透明性の高い情報開示を進めてまいります。ステークホルダーの皆様とともに、より良い社会の実現に貢献してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
【最後に】
当社グループは、お客様視点の視座をグループ全体で堅持しながら、中期経営計画『Together』に基づき、当社最大の経営資源である人財の「物心両面のゆたかさ」を実現し、従業員の「生きがい」と「やりがい」を両立することで、お客様への提供価値、及び企業価値を向上させ、持続可能な体制へ繋げてまいります。
株主の皆様におかれましては今後ともご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。  
                                                   

代表取締役社長 大西 尚真
(令和7年8月8日)

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